CSSのバージョンについて

最近、HTMLの新しい仕様であるHTML5とセットでよく目にする「CSS3」があります。
CSS3とは新しいCSSの仕様であり、CSS1、CSS2、CSS2.1ときて、CSS3になりました。

CSSの基本仕様として広く認知されているのがCSS2.1であり、2011年6月に勧告されました。
CSS3はそれまでと違って仕様をモジュール化しており、モジュールごとに勧告するようになっています。

CSSではバージョンをLevelと言いますが、古いLevelのCSS記述は新しいLevelでも使用可能です。
そもそもCSSでは、HTMLと違いバージョンを指定する記述はCSS文書内にありません。
後方互換性が確保されているので、新しいCSSのプロパティを使いたければ、既存ソースに追加されたプロパティを付け加えるだけでOKです。

HTML5とCSS3はよくセットと考えられますが、一緒に使わなければならないことはありません。
HTML 4.01だろうがXHTML 1.0だろうが、CSS3と組み合わせて全く構わないのです。

CSS3への対応はモバイルで先行していましたが、PC用の主要ブラウザでもほとんどが対応済みになっています。
今後はCSS3を積極的に使っていくようにするのが賢明です。

CSS3で有用なのが、画像関連のプロパティです。
モバイル用ページでは大きなファイルサイズの画像を多用すると問題になりますので、それらのプロパティは特に効果を発揮します。

ボックスに影をつけるbox-shadow、ボックスに角丸をつけるborder-radius、背景画像のサイズを調整するbackground-sizeなどのプロパティがあります。
その他、線形グラデーションや画像・文字を半透明にすることもできます。

従来なら画像を用意しなければならなかったグラデーションボタンも、CSSコードだけで実現できます。
ボタンコードは、自動的にコードを作成してくれるサイトがいくつもありますので、そちらを利用するのが便利です。

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